看板娘」とか「看板倒れ」などと、看板にまつわるエピソード

看板娘」とか「看板倒れ」などと、看板にまつわるエピソードは数え切れないほどあるが、企業によっては、看板がブランドそのものになっているケースも多い。そんな中、石油元売り最大手のJXTGエネルギーが、ガソリンスタンドのブランドを2020年までに旧JXの「ENEOS」に統一するそうだ。

きょうの日経が1面準トップで報じている。それによると、経営統合した東燃ゼネラル石油エクソンモービルとのライセンス契約で使用していた世界ブランドの「エッソ」や「モービル」などは順次、使用をやめて看板を塗り替えるという。

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ENEOS」は旧日本石油三菱石油の経営統合で誕生した新ブランドだったが、「ENEOS」に一本化する背景について、日経は「国内にある給油所全体の4割強を占める統一ブランドを作り、販売施策の統合を推進。エコカーの普及で加速するガソリン需要の減少に備える」などと伝えている、

また。ブランドの統一は、2018年から順次切り替え、JXTGが公式スポンサーを務める20年の東京五輪までに終える予定だそうだが、公式スポンサーだからとはいえ、東京五輪開催とどう関連するのかは説得力にかける。

それはともかくとして、地方の過疎地を中心に廃業に追い込まれるガソリンスタンドが後を絶たない。「ブランド統一」とはマイルドな表現だが、それを建前に「店じまい」するエッソやモービル店がどれほどあるのかも、ウオッチしたい。

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